|
前のブログで書いた「金色犬」を手に入れた。 じつに、37年ぶりに読んだ。 憶えている部分もあったけど、やはり、そうとう忘れていた。当たり前だけど・・・。 前回のブログは、その37年前の記憶だけをたよりに書いたのだが、憶え違いをしていた部分もあったので、ここで訂正しておきたい。 まず、初出であるが、前回『少年画報』だと思う、と書いたが、残念ながら、間違っていた。 初出は、『少年』 でした。お詫びして訂正します。 当時、たしかに『少年』は買っていたのです。「鉄腕アトム」や「鉄人28号」が載っていましたから。で、『少年』が廃刊になったあと、『少年画報』を買っていたのです。だから、そのどちらかという事はわかっていたのですが、一方に絞り込めず、『少年画報』だと思うと書いてしまったのです。くそっ!(失礼) 次いで、前回書いたあらすじの順番が、ちょっと違ってました。お詫びして訂正します。 まず最初に、主人公の少年探偵「ジョニー弘田」と、ジョニーのおじで警視庁捜査一課の角田刑事が、殺人事件のあった現場に向かうところから始まります。 現場は東京新宿の高台にあるお屋敷で、遺産が絡んでいるところは、記憶が正しかったようです。 目撃者は、そのお屋敷のばあや(女中さん)で、正直一途でウソのつけない人と、近所でも評判の人。 その人が言うには、真っ赤な目をした金色の犬が、男をかみころして消えた、というのです。 その後は、お屋敷に集(つど)う人物の紹介というか、みんな怪しいんだよ、と思わせておいて、第2の殺人がおこる。それは前回書いたとおり、女性が殺されるのだが、そのシーンは、まさに記憶のとおりだった。(オレってすごいなぁ:笑) 第3・第4は、襲われるものの、殺人には至らず、そこで初めてお屋敷の主人の書斎にある壁掛けが紹介される。 そこには、前回冒頭で紹介した、あの不気味な詩(?)が書いて(彫って)あるのだが、「読み」は合っていたのだが、残念ながら、改行とカナがちょっと違っていたので、訂正したい。訂正はするがお詫びはしません(笑)。 雪の シンシン ふる晩は・・・ 赤い目 赤い目 金色犬が 夜の国から かみにくる ・・・・・・ と、こうなっている。 さらに、セリフで、 『なんだかいやな・・・ ゾッとするような詩だな・・・!』 『この家で悪をはたらこうとするものは 金色犬にかまれて死ぬのだと・・・・・・』 『そんなばかな! 迷信だっ』 といって小学生(私)をビビらすのである。 さらに、追い討ちをかけるように、つぎのセリフがある。前回あいまいに書いた、例の、読者をビビらす怖いセリフである。 このセリフ(漫画)は、家にひとりでいる時、もしくは部屋にひとりでいる時に読むに限る。しかも「夜」限定(笑)。 こういうセリフである。 諸君 ちょっと漫画をよむのをやめて・・・ きみのせなかに なんか けはいをかんじや しないかね? へやの 窓から・・・ カーテンの すきまから・・・ まさか まっ赤な目の 金色犬(こんじきいぬ)が のぞいてや しないだろうね・・・? これはビビりますぜ〜 当時私は小学3年生。 9才でした。 そしてその後、各登場人物の怪しい点(警察の調査)などを並べ、さらにご丁寧なことに、事件のあったお屋敷の見取り図まで載せて、少年探偵・ジョニー弘田は、読者に挑戦するのである。 読者諸君! ぼくは ここで きみたちに 挑戦する!! ここまでの なかに おかしな点が いくつかある それに 気がつけば 諸君の 頭の中には いちばん あやしい人間が あかびあがる はずだ・・・・・・ 犯人はだれか・・・? それをきめてから つぎのページを よんでくれたまえ ミステリー好きにとっては、どうってことないかも知れないが、空気頭の9才の小坊主には、とっても意外な人が犯人でした。 何度も読み返して、 何度も怖がっていました(笑) 読んでみたい人は、 角川文庫の 有栖川有栖(編)『有栖川有栖の本格ミステリ・ライブラリー』 を、今すぐ買おう! 有栖川有栖の本格ミステリ・ライブラリー
|
| << 前記事(2005/05/11) | トップへ | 後記事(2005/05/13)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
このエントリ読んで、近所のジュンク堂(大型書店)に走りました。幸いなことに、1冊だけ残ってました。読みました。・・・お、おもしろ懐かしいいいい!いや、初読だったのですが、少年少女向け怪奇ミステリの雰囲気がね。すごくよかったです。七代目さん、ありがとうっ |
ぴぴ 2005/05/14 19:19 |
おぉっ!ぴぴさん、早速読みましたか。けっこう良い作品でしょ?子供の時に読めば、怖さ100倍です。 |
七代目 2005/05/15 02:20 |
| << 前記事(2005/05/11) | トップへ | 後記事(2005/05/13)>> |