七代目孫左衛門

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help リーダーに追加 RSS ビクトワール大活躍 (ルパン全集R呪いの宝冠)

<<   作成日時 : 2005/07/15 03:05   >>

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タイトルは「呪いの宝冠」となっているが、
通常は「ルパンの冒険」などと書かれている。

原題は、

「AVENTURE D’ARSENE LUPIN」

というのもあれば、たんに

「ARSENE LUPIN」

というものもある。


なぜじゃ、と思ったら、これは小説ではなく、もとは戯曲だったそうだ。
その舞台台本を小説化したのが、この本書らしい。

だから、はっきり言って、他の本と雰囲気がだいぶ違う。
他の19冊は、いわゆる推理小説だから、緻密で冷静なルパンがいるのだけれど、この本の内容は、はっきり言って、ドタバタである。
ルパン3世みたいなルパンである。まじで。

そして最大の特徴は、ルパンの乳母のビクトワールが、よくしゃべるのだ。
ふだんは(他のストーリーでは)しおらしくルパンの悪行に心を痛めているのに、このストーリーに限り、よくしゃべり、活発に意見を言い、ルパンに説教するするのだ。

あ〜ん、いつものビクトワールじゃな〜い・・・(笑)



と、まあ、冗談はさておいて・・・。

事件の内容は結構おもしろい。
ソニア(ソーニャ)の存在がいい。
はたしてソニアはルパンの共犯なのか。
あるいはただの被害者なのか。
それと、シャルムラース公爵と、ゲルシャール部長刑事の対決。
なかなか読み応えがある。

それでいてドタバタ(笑)。

ちょっと、意外なルパン本なのでした。





なお、表紙画像掲載については、ポプラ社さまより許可をいただいております。

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